フジテレビ系列「おーい!ひろいき村」で放送された、「プロが作るインスタントラーメンVS素人が作る最高級食材ラーメン」でラーメン好きなら知らない人がいない超人気有名ラーメン店「中村屋」海老名店 店長一条太一さんが作った、日清ラ王醤油味をアレンジしたレシピをまとめました。
具材は、煮玉子、チャーシュー、ネギだけというシンプルな醤油ラーメンをどうアレンジしたのか?
プロが感じたインスタントラーメンの物足りなさとは?
まずは、一条さんが日清ラ王醤油味を試食します。
感想は・・・とても美味しいけど・・・麺がやはり生麺とは違うとの事。
この難題をどうやってクリアするのでしょうか?
ここでプロは買い出しへとスーパーマーケットへ。
今回のルールは、手軽に手に入れられる食材だけを使うというものです。
買ったのは、煮干し、ニンニクと生姜に長ネギ、それに煮干にチャーシュー用の豚肩ロースと玉子、ゆず、さらに食品用重曹を購入。
手軽なお値段で購入したこの食材をどう使うのでしょうか?
プロが作るインスタントラーメンのレシピ
まず材料ですが・・・
- 日清ラ王袋麺 醤油味
- 煮干し
- ニンニク
- 生姜
- 長ネギ
- 豚肩ロース肉
- 玉子
- ゆず
- 食品用重曹
いずれもスーパーマーケットで購入できる安価なものです。
スープを美味しくする方法
煮干しを2つかみ大きなタッパーに入れて、水を注ぎます。それをそのまま冷蔵庫で6時間から半日ほど水出しをします。
これを沸騰させてインスタントラーメンについている液体タレと合わせればベースとなるスープが完成。
さらにもう一手間かけることによってスープを激変させる方法があると言います。
ラーメンのスープにとって大事なもの・・それは・・出汁、タレ、油
ラーメンに大事な香味をアップさせるためには、香味油が欠かせないそうです。
香味油の作り方
ネギやニンニクなどを使って簡単に作れるという香味油。
その作り方は?
ネギを細かく刻んで、高温のサラダ油で揚げ、そこへ刻んだニンニクを加えと薄く色づいてきたら完成!
とても簡単ですね。
(具材1)チャーシューを炊飯器を使い低温調理で作る
低温調理=およそ60度の熱でゆっくり加熱する調理方法。
なぜ低温調理方法が有効なのでしょうか?
肉を高温で加熱すると固くなってしまいますが、低温調理だと柔らかくジューシーに仕上がるから。
調理方法は?
- 豚肩ロース肉に、塩・胡椒をふり下味をつけて表面を焼きます。
- 醤油に、砂糖と酒を入れて煮立たせます。
- 煮立ったら、生姜とニンニクを薄切りにしたものを入れます。
- タレをビニール袋に移しそこに肉を入れます。ビニール袋は2重。
- 炊飯器に水を半分入れて空気を抜いたビニール袋を入れます。
- 炊飯器の保温を使い6時間保温すれば完成です。
(具材2)味が染みこんだ煮玉子の作り方
玉子は冷蔵庫から出したての十分に冷えたものを使います。黄身は半熟で外はしっかり固まった煮玉子を作るため。
沸騰したお湯に玉子をいれて7分間きっかり茹で、(すぐに氷水に入れて)殻をむきます。
めんつゆと水を2:1の割合で混ぜたタレをビニール袋に入れ、その中に玉子を入れたら味が染み込みやすいように空気を抜き2時間以上冷蔵庫で冷やせば煮玉子の完成。
重曹で麺にコシとモチモチ食感の生麺のように
重曹は麺のコシとなるグルテンを活性化させるため麺がモチモチ食感になる
重曹を2グラム入れて茹でた麺は、食感がアップし滑らかになるそうです。
調理方法
調理方法の手順ですが
- 付属のタレを丼に入れます
- 煮干しでとったスープ(一人前約500ml)を温め、丼へ
- 重曹を加えて茹でた麺を湯切りして丼へ
- 香味油を加えます
- 具材(チャーシュー・煮玉子・白髪ネギ)をトッピングして、柚子の皮だけを振り爽やかな味わいに
まとめ
スーパーで帰る食材だけを使ったプロが作るインスタントラーメンの一杯あたりの値段は、なんと193円!!
これはぜひとも真似をして作ってみたいですね。